札幌市でおすすめのローコスト住宅3選
マイホームは一生で一度の買い物と言われる通り、高額なものです。予算を超える住宅ローンを組んでしまうと、将来的に後悔する恐れもあります。
そこでおすすめなのが、手頃な価格で手に入る「ローコスト住宅」です。ローコスト住宅とは、一般的に広さが35坪ほどで1,000万円台の住宅を指します。
今回は、札幌市でおすすめのローコスト住宅メーカーを3社紹介します。
ローコスト住宅の選び方
ローコスト住宅は、圧倒的なコストパフォーマンスの高さが魅力的ですが、選び方を誤ると後悔してしまうケースも少なくありません。そこで、ローコスト住宅の選び方のポイントを5つ紹介します。
デザインや間取りのプラン内容がニーズに合っているか
ローコスト住宅では、コスト削減のためにデザインや間取りなどのプランをシンプルな内容に統一していることがほとんどです。注文住宅と比べると自由度が低く、用意された枠組みのなかで選ぶことになります。
ニーズに合ったプランであれば問題ありませんが、そうでない場合には生活の利便性が低下する恐れもあるので、あらかじめプランの内容をチェックしておきましょう。
標準仕様に必要な設備が含まれているか
デザインや間取りに加えて、住宅設備についてもチェックが必要です。エアコンや食洗器、浴室乾燥機など、必要な設備が標準仕様に含まれているかどうか確認しておきましょう。
なかには、これらの設備はオプション対応となっているローコスト住宅もあります。オプション追加するとなると、広告で謳われているような価格での家づくりは叶わないこともあるので、事前に標準仕様は確認しておきましょう。
アフターサービスの内容や期間
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅と比較するとアフターサービスの保証期間が短いことがほとんどです。マイホームは建てるときだけでなく、住み始めてからもメンテナンスや修繕などで高額な費用が発生します。
保証内容や期間が充実していない場合には建築費を抑えられたとしても、かえって高くつくこともあります。できるだけ保証内容が手厚い住宅メーカーを選ぶようにしましょう。
どんな施工を得意としているか
住宅メーカーによって、得意分野はそれぞれ異なります。デザイン性にこだわっていたり、住宅性能にこだわっていたりと、さまざまです。
家族の理想に合うローコスト住宅メーカーを選ぶことで、建てた後の満足度は大きく異なります。どのような施工を得意としているのか、あらかじめチェックしておきましょう。
信頼できる営業マンかどうか
家づくりにおいては、初めに対応してくれた営業マンが完工まで担当することがほとんどです。ローコスト住宅はいくら建築コストを抑えられるとはいえ、高額な買い物であることには違いありません。
誠実かつ信頼できる営業マンと家づくりを進めたいと思うのは当然のことです。質問へのレスポンスが高かったり、自社のデメリットも正直に伝えてくれたりする営業マンであれば、信頼に値すると言えるでしょう。
自身でローコスト住宅メーカーを選ぶのが難しい場合には、相談窓口も活用してみましょう。相談窓口では、客観的なプロ目線で住宅メーカーを紹介してくれるので、自分たちのニーズに合ったローコスト住宅を見つけられるでしょう。
ゆきだるまのお家
会社名 ゆきだるまのお家
住所 〒007-0890 北海道札幌市東区中沼町33番地
電話番号 011-791-4444
ゆきだるまのお家は「768万円(税込)からの新築住宅」をコンセプトに掲げるローコスト住宅メーカーです。特徴や魅力を紹介します。
ローコストかつ高性能な住宅
ゆきだるまのお家は、札幌市にあるローコスト住宅メーカーです。「未来の子供たちに良い環境を残す仕事をする」を目標として掲げており、「環境」と「経済」の両立を目指しています。
寒さの厳しい札幌の住宅は燃費が良く、暖かい住宅が理想とされています。しかし、燃費が良く暖かい高性能な住宅は少なくとも2,200万円を超える建築費が一般的であり、敷居が高いと言われてきました。
そこで、ゆきだるまのお家では営業にかける経費を最大限削減することで、コストダウンを実現しています。たとえば、専任の営業担当をなくし、見学会では余分な営業マンを配置しない、経費のかかる大掛かりなパンフレットは作らないなど、徹底的なコスト削減を図っています。
なお、家づくりにかけるお金は一切妥協せず、根本的に暖かくする工夫を凝らしています。さらに住宅には最先端の性能向上設備機器を導入しているので、日々のランニングコストも抑えられます。実際に自社で行ったアンケートによると、ひと月5万円以上かかっていた冬場の光熱費が1.5万円~3.5万円まで抑えられるようになったという例もあります。
好みのデザイン・間取りを叶えられる
ローコスト住宅といえば、プランやデザインが規格化されているのではないかと心配される方が多いのではないでしょうか。一般的なローコスト住宅の多くは設計を合理化することで、コストの削減を図っているので、どの家も同じような間取りになりがちです。
しかし、ゆきだるまのお家では、100年経っても良いと思えるデザインを目指しているので、家族の好みに合わせたデザインや間取りを実現可能です。設計担当者が営業の役割も担っているので、人件費などのコストは抑えつつも理想の住まいを叶えられます。
また、家づくりにかける金額に対する燃費の良さは世界一を自負しています。太陽の光と熱を効率よく室内に取り込める設計にこだわっているので、まるで床暖房が入っているかのような暖かさを感じられます。
ユメリエ
会社名 ユメリエ
住所 〒065-0030 北海道札幌市東区北三十条東14-2-18
電話番号 011-711-8553
ユメリエは「土地代コミコミ月々5万円からの家づくり」をコンセプトに掲げるローコスト住宅メーカーです。特徴や魅力を紹介します。
住宅性能や収納力にこだわったローコスト住宅
ユメリエは、札幌を中心に展開するローコスト住宅メーカーです。ユメリエでは「たくさんの家族に戸建て住宅を持ってほしい」という想いから、低所得者でもシングルマザーでも購入可能なローコスト住宅を提供しています。
月々5万円~の支払いでマイホームを手に入れることができるので、浮いたお金で外食や旅行を楽しめます。賃貸物件よりも月々の支払額を抑えられるので、「子どもに進学させたい」「貯金や投資をしたい」など、さまざまな希望を叶えられます。
なお、ユメリエではローコスト住宅でありながら、住宅性能や収納力にこだわり、あらゆるニーズに応えています。納得できるまで徹底的に打ち合わせを行っているので、住み始めてから後悔する心配がありません。
最高の住まいを造り上げるために、家づくりのパートナーとして腹を割って話すことを心がけています。プロの目線から良いことも悪いこともすべて伝えてくれるので、納得のいく家づくりを実現できます。
見えない部分にこそこだわる
建物はクロスを貼ってしまうと中の構造が一切見えなくなってしまうものです。そのため、構造が最も住宅で重要な部分であるにも関わらず、一番手抜きをされやすい部分でもあります。
ユメリエでは、何十年も安心して暮らせる家づくりのために、建築中も検査を繰り返し行っています。さらに、自社の施工に自信があるからこそ、構造部分を積極的に公開しています。
また、家づくりには膨大な量の建材や材料を使用しますが、ユメリエでは材料の一つひとつにこだわりを持っています。JIS(日本工業規格)認定の商品や人体に有害とされるホルムアルデヒド等級最高規格商品など、安全に永く住み続けられる家づくりのために、最高基準の建材・材料を厳選しています。
なお、現場で使用する材料は、すべてユメリエが厳選した物を職人に支給しています。現場監督が業者から搬入するたびに品質のチェックを行っているので、高い品質を保つことができます。
COZY
会社名 COZY
住所 〒063-0864 札幌市西区八軒4条東5丁目1番1号
電話番号 011-827-6578
COZYは、シンプルでベーシックな家づくりを得意とするローコスト住宅メーカーです。特徴や魅力を紹介します。
明確でわかりやすいコミコミ価格の提示
COZYは、札幌市にあるローコスト住宅メーカーです。「家は、シンプルでいい。」をコンセプトに掲げ、シンプルで洗練されたベーシックな家づくりに取り組んでいます。
COZYでは家づくりで夢を使い果たすのではなく、その先に夢を思い描いてほしいと考えています。暮らしを存分に楽しんでもらうために、徹底的にコストダウンに努めています。
家づくりに関する費用はわかりにくい部分が多いですが、COZYでは明確にわかりやすく提示しています。表示価格は建物の建築費だけでなく、付帯工事や設備、照明、カーテンまですべてコミコミとなっているので、資金計画が立てやすくなります。
また、システムキッチンやユニットバスなどの高性能な設備を標準装備しているので、ローコストでありながら快適な暮らしを実現できます。
充実のアフターサービス
COZYでは、家を建ててからが永いお付き合いのスタートであると考えています。毎日の暮らしを支えるために、長期間の保証と充実のアフターサービスを用意しています。
そのうちの一つが「ジョンソンレディ」という永久訪問システムです。ジョンソンレディは住まいの相談員として3か月に一度訪問を行っています。
生活するうちに生まれる疑問や悩みを気軽に相談できます。たとえば、子ども部屋やキッチンなどの収納方法や水まわりの掃除方法など、暮らしに役立つ情報を提供してくれます。
ジョンソンレディは長期間にわたって定期訪問を行っているので、10年20年先も安心して暮らせます。また、定期的な方も苦いにも予約に応じて訪問を行う「住んでからサポート」も用意しています。設備の設定方法やメンテナンスなど、あらゆる相談を受け付けています。
また、そのほかにも工事担当者による定期点検も行っています。とくに不具合がない場合でも気軽に相談できる環境が整っています。
ローコスト住宅のメリットデメリット
ローコスト住宅のメリット
ローコスト住宅のメリットを紹介します。
経済的負担が少ない
ローコスト住宅の最大のメリットは、経済的負担が少ないということです。マイホームは一生に一度の買い物と言われるほど、高額な買い物です。
35年の住宅ローンを組んで購入する家庭がほとんどですが、長期的に返済ができるかどうかという不安が伴います。しかし、ローコスト住宅は建築費用を最大限に抑えられるので、住宅ローンの負担を軽減することができます。
家計に余裕が生まれた分、子どもの教育費や老後の生活費、家族旅行などに充てることができます。
契約から引渡しまでの期間が短い
ローコスト住宅は、契約から引渡しまでの期間が短い点も魅力の一つです。一般的な注文住宅の場合、一から設計をおこなうので、引き渡しまでに1年~1年半ほどかかります。
一方、ローコスト住宅は、ある程度決められたプランに沿って建築されるので、契約から引き渡しまでの期間が約6か月~8か月にまで短縮できます。
短い期間で引渡しまで進めることができるので、「子どもの入学に合わせて引っ越しをしたい」などのタイミングに合わせることが可能です。
予算内でより広い床面積を確保できる
ローコスト住宅を選ぶことで、予算内でより広い床面積を確保することができます。たとえば、建築費の予算が2,500万円とすると、大手ハウスメーカーでは約30坪ほどですが、ローコスト住宅メーカーでは約50坪確保することができます。
このように、同じ予算であってもハウスメーカーによって家の広さが大きく異なります。近年注目度の高い広々とした平屋建て住宅についても、予算内で実現可能です。
ローコスト住宅のデメリット
ローコスト住宅のデメリットを紹介します。
間取りやデザインの自由度が低い
ローコスト住宅は、間取りやデザインを規格化することでコスト削減を図っているので、一般的な注文住宅と比較すると設計の自由度が低いと言えます。家族の個性や趣味を反映させるのは難しいでしょう。
「間取りにこだわりがある」「オンリーワンなデザインが良い」という方には、向いていないでしょう。
注文住宅に比べて設備・材料のグレードが低い
ローコスト住宅では、手の届きやすい価格を実現するために、グレードの低い設備や材料を採用しています。たとえば、洗面台においてはシステム洗面台ではなく、コンパクトで一体化されたユニット洗面台が選ばれるなど、コストパフォーマンスを重視しています。
ただし、ハウスメーカーによっては、設備や材料以外の部分でコスト削減を図っているところもあります。ローコスト住宅でありながら、標準仕様のグレードが高いことを強みとしているメーカーもあります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶ際には、単に価格だけでなく、標準仕様についてもチェックすることをおすすめします。
まとめ
今回は、札幌でおすすめのローコスト住宅メーカーを紹介しました。マイホームは一生に一度の買い物と言われており、高額で手が届きにくいという方も多いのではないでしょうか。
無理に住宅ローンを組もうとすると、生活が苦しくなり後悔する恐れもあります。そこでおすすめなのが、「ローコスト住宅」です。
ローコスト住宅は家づくりにかかる経費を最小限に抑えることで、低価格での提供を実現しています。近年さまざまな住宅メーカーがローコスト住宅の開発に取り組んでいます。
住宅メーカー選びに悩みや不安を抱えている方には、相談窓口の利用がおすすめです。家族の理想や希望に合わせて最適なローコスト住宅メーカーを提案してくれます。
ハウスリンク(おうちづくりの相談窓口)は、住宅経験があるからこそオーダーカーテンやリノベーション、エクステリアといった細かな部分まで相談できる住宅相談窓口です。また家づくりの前の段階である土地探し、不安を感じやすい資金計画や住宅ローンについての相談もおこなっています。