工務店とハウスメーカーの違いとは?それぞれの特徴やメリットを紹介

公開日:2022/09/15

家を建てることを決めたときに、工務店やハウスメーカーを検討しませんか?でも選ぶならどちらがいいのか迷ってしまいますよね。家造りは同じですがどちらでもいいというわけではありません。今回の記事では工務店とハウスメーカー、それぞれの特徴とメリットを紹介していきます。参考になれば幸いです。

工務店とハウスメーカーの違い

工務店とハウスメーカーのそれぞれの細かい特徴や違いを説明していきます。

工務店

工務店とは限定された地域エリアで工事を請け負う業者のことです。新築やリフォーム増築などを含む、建築を進めていくことが特徴になります。

また工務店にはいくつかタイプがあることは知っていましたか?市町村に密着して拠点を置く地域密着型の工務店は会社規模が小さく、近場の住宅施工を対象に請け負うタイプ。フランチャイズへ加盟した工務店のタイプは、本部が開発している企画や広報を工務店間で共有施工する形態となり、建築資材も一括で仕入れているためコストが抑えやすいです。

工務店の中では施工エリアを広く持つ中堅ビルダータイプがあります。工務店は近くの地域に、支店や営業所を設置しているのです。ハウスメーカーのように住宅展示場やモデルハウスを用意していることもあります。営業活動にも注力していることが多いのが特徴的でしょう。

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは全国的に支店を置くことで、営業網を持つ大手住宅メーカーのことを指します。使用する建材の生産から設計施工まで、工場生産を行ないシステム化されているのです。

また土地探しから資金計画、アフターサービスの充実さも家づくり全般に渡るサービスまで行っているのが特徴となります。また業務内容的には住宅建造のほかにもリフォームなども得意とする分野を持つのです。

工務店とハウスメーカーのメリット

様々なタイプを持った工務店とハウスメーカー、それぞれのメリットを紹介していきましょう。

工務店のメリット

コスパが良い…大手であるハウスメーカーよりも小規模なため、管理コストが比較的抑えられます。また広告宣伝費や人件費などを上乗せされる心配がないため、コスパを抑えた価格で住宅建設ができるのです。

自由度の高さ…工務店では施工上の制約が少なく、狭くて複雑な形の土地でも安く家を建てられます。また使用する建材や設備でも融通が効きやすいのです。依頼する家のデザインの方向性をきちんと伝えることで、希望を通してくれる工務店も多くあります。

地域密着型の強み…工務店では地域密着型ならではのサービスが行われているのです。密着したサービスを提供し続けるには、地域の住人から信頼されていることが大切になります。アフターサービス時には、スピーディーかつ柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。
また規模の小さい工務店であれば建築後のリフォームや増築といった相談もしやすくなります。

ハウスメーカーのメリット

イメージが伝わりやすい…ハウスメーカーの多くは展示場やモデルハウスが見学できるため、使用される設備などの確認もできイメージがつきやすいです。またモデルハウスの見学で理想の設備を取り入れるアイディアにも繋がるでしょう。

安定の品質でコストが安い…大手のハウスメーカーは大量産の体制が取られており、安定して高い品質の建材が提供されます。工場で完成されたパーツを運び込み、現場で組み立てるため工期も早く終えることが可能です。

工務店とハウスメーカーのデメリット

続いて工務店とハウスメーカーのデメリットも紹介していきましょう。

工務店のデメリット

品質が均一ではない…工務店の多くは一品生産のため工務店ごとに家の品質が変わってきます。工場で生産しているものではないため建材に問題があった場合、問題を抱える住宅として建ってしまう可能性が出てくるでしょう。
また工務店は職人によって、できるものが違ってくるのです。担当する職人と施工主の方向性がマッチしているか見定める必要が出てきます。

メンテナンスが有料…建物の形状や設備など特殊なものを入れていると、メンテナンス時には設備自体や部品の入手がしづらいため費用がかかってきます。ここで工務店の一品生産特有の悩みが出てくるのです。
ただしよい工務店は設計段階で考慮されたアドバイスをしてくれることもあるため、受け入れる施工主の判断でデメリットは回避できるでしょう。

ハウスメーカーのデメリット

設計の制限…規格化された家造りや設備などから、選択して造ることがあり家の幅に制限があります。さまざまな条件がつくこともあるため、提示されるバリエーションから選択するのです。セミオーダーの住宅でも工務店のフルオーダー住宅に比べ、少し劣る部分が出てくるでしょう。

総額が割高になる…大手ハウスメーカーには広告費などが含まれるため、プラン外の変更の場合は追加料金がかかってしまうこともあります。ハウスメーカーの多くの総額は工務店より割高になるケースが多いのです。

工務店とハウスメーカーで迷ったら

工務店とハウスメーカーのメリットとデメリットを比べても、どちらにしようか迷ってしまうでしょう。まだ迷う人のためにポイントを紹介します。

自由にこだわりたいなら工務店

地域密着型の工務店であれば自由設計が可能で場合によってはアドバイスをもらえるため担当と一緒に考えることができるでしょう。

安心感を得たいならハウスメーカー

全国的に展開しているハウスメーカーならではの品質やサービスは、一定で安心感を得られます。またしっかりとしたアフターサービスの充実さも安心できる1つの要因です。

まとめ

工務店とハウスメーカーの違いを紹介しました。それぞれのメリットとデメリットを比べたときにどのような家を希望するのか、どのぐらいの期間で施工を終わらせたいのか、品質はどのくらい重要視するのか、建築後のアフターサービスをどの程度考えているのかなども決めて行くのもいいでしょう。

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