住宅の購入費用はいくら必要?諸費用の内訳と相場について解説!

公開日:2022/10/01

購入費用

皆さんは住宅を購入するときに、物件の値段を見て考えますよね。しかし実は載っている金額は物件本体の価格だけということをご存じでしたか?物件を購入するための諸費用がかかってくるのです。今回は住宅を購入する諸費用の内訳と相場を解説します。記事が参考になれば幸いです。

住宅購入に必要な費用とは

住宅の購入に必要な金額と一体どのくらいかかるのか。まずは、住宅にかかる費用を説明します。

物件価格

物件価格とは購入する家本体の価格のことです。購入する物件が戸建てやマンション、分譲などの種類や広さによって金額が変わります。物件の価格によって費用も変わってくるため注意して見ましょう。

諸費用

諸費用とは物件を購入するためにかかってくる費用のことです。契約などにかかる税金や手数料などのほか、住宅ローンを契約する場合は金融機関への手数料や保証会社への保証料、火災保険加入の際の費用も加わってきます。時に頭金を支払ったりする、住宅ローンを組む必要がなければ諸費用は大幅に変わってくるでしょう。

住宅購入にかかる諸費用の内訳

諸費用にもさまざまなものがあるためどのようなものが含まれるのか、諸費用の内訳を詳しく説明していきましょう。

印紙税

物件を購入する際は各々の会社で契約書を交わします。契約書を交わす場合、契約金額に応じた印紙税がかかるのです。印紙の種類も1円~10万円まであるため、契約時に確認しましょう。住宅購入は額面が大きいため印紙税も変わってきます。大きな額面の収入印紙は郵便局や法務局、または金券ショップで購入が可能です。

仲介手数料

不動産仲介会社を介して物件を購入する場合は、仲介手数料がかかります。手数料算出方法は、物件価格×3%+物件価格+消費税の合計です。仲介手数料は物件価格によっては変動します。また、物件の価格からおおよその金額を算出できるので、費用の1つとして目安になるでしょう。

登記費用

登記費用とは不動産を購入した場合、購入した人が権利者であることを示すための費用です。登録免許税のほか司法書士に依頼する司法書士報酬も発生します。ただし登記は義務付けられているわけではありませんが万一、所有権のトラブルに見舞われた場合を考えて行っているといいでしょう。

不動産取得税

不動産取得税とは土地や建物を購入した際に、一度だけかかる税金のことです。金額の算出は土地や家屋の評価額に相当する課税標準×標準税率4%となります。ただし2024年3月31日までの軽減措置として、土地と住宅用であれば3%の税率です。

固定資産税

毎年1月1日時点での土地や建物の所有者が支払う税金になります。もし年の途中で物件を購入すると、以降の固定資産税は購入した側の負担になるのです。なお不動産売買をする時に日割りで計算した固定資産税を売主に支払うのが慣例となります。

地域によって固定資産税の精算する起算日が変わってくることもあるため、不動産会社へ確認をとりましょう。

住宅ローンの借入

住宅ローンを利用する場合はさらに事務手数料や団体信用生命保険料、印紙税がかかってきます。住宅ローン保証料も必要になってきますが、金機関によっては不要な場合もあるため、確認するといいでしょう。

火災保険

住宅購入時には火災保険や地震保険に加入することがあります。加入する場合は保険会社への支払いが諸費用に含まれますが、年払いの違いがあるため保険料は変動するのです。

物件の違いによる費用の相場

物件の種類によってかかってくる費用も変わってきます。戸建てとマンション違いを紹介しましょう。

戸建て

戸建ての購入は不動産取得税、固定資産税、都市計画税のほかに手付金があります。手付金とは購入する代金の一部に宛てられる費用のことです。相場としては購入する代金の5~10%が目安となりますが、契約を放棄した場合には返金はされません。

マンション

マンション購入の場合は不動産取得税、固定資産税、都市計画税、管理費用、修繕積立金がかかってきます。マンションには管理費用・修繕費用がかかってくるでしょう。毎月の支出か年払いか選択ができます。

物件によって異なりますが、管理費用は毎月1万~2万円。修繕費用は毎月5,000~1万5,000円が相場です。また別途で駐車場の費用も出てくるため不動産会社へ確認をおすすめします。

新築・中古の違いによる費用の相場

こちらも状況や条件によって異なってきますが、注文住宅は物件価格の3~6%前後。新築戸建て・中古戸建は物件価格の6~9%前後となります。マンションの場合、新築マンションは物件価格の3~6%、中古マンションは物件価格の6~9%です。変動があるのは削減できる費用があるからでしょう。

まとめ

住宅購入にかかる必要な諸費用を説明しました。物件本体の価格だけではなく、かかる諸費用を考えて予算を組み直すのもいいでしょう。戸建てとマンションにかる諸費用はほとんど変わりません。しかし住宅ローンを組むか組まないかでも費用は変わってきます。希望する住宅を購入するためにも予算をしっかりと考えておくことがおすすめです。

 

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